「採用がうまくいっているのか分からない」
「応募は来ているが、なぜか採用できない」
こうした状態の企業に共通しているのは、
👉採用を“感覚”で判断している
という点です。
採用は本来、かなり再現性のある業務です。
にもかかわらず成果にばらつきが出るのは、
👉プロセスが分解されていない
からです。
そこで重要になるのがKPI設計です。
採用KPIとは何か
採用KPIとは、
👉採用プロセスを数値で分解したもの
です。
採用は大きく見ると
・応募
・選考
・内定
・承諾
という流れですが、
これをさらに細かく分解すると
👉どこで問題が起きているかが見える
ようになります。
KPIを設定する目的
KPIの目的はシンプルです。
👉改善ポイントを特定すること
です。
例えば
・応募が少ないのか
・書類通過率が低いのか
・面接で落ちているのか
・内定辞退が多いのか
これを分けて考えない限り、
👉正しい打ち手は打てません
採用がうまくいかない企業の特徴
KPIを見ていない企業は、
次のような状態になりがちです。
① 施策が場当たり
・媒体を増やす
・広告費を上げる
👉原因を見ずに打ち手だけ増やす
② 問題のすり替え
本当は「面接」が問題なのに
👉「応募が少ない」と認識している
③ 改善が属人的
担当者の経験や勘に依存し
👉再現性がない
KPI設計の基本ステップ
ここから具体的な設計方法です。
① KGIを設定する
まず最終ゴールを決めます。
例:
・3ヶ月で3名採用
・エンジニア2名採用
👉ここが曖昧だとすべて崩れます
② 採用フローを分解する
一般的には以下です。
・母集団形成(応募)
・書類選考
・一次面接
・最終面接
・内定
・承諾
👉自社のフローを明確にする
③ 歩留まりを設定する
各ステップの通過率を設定します。
例:
・書類通過率 30%
・一次面接通過率 50%
・内定承諾率 70%
👉ここが“設計の肝”です
④ 必要母集団を逆算する
最終的に3名採用したい場合
・承諾率70% → 内定約5名
・面接通過率50% → 面接10名
・書類通過率30% → 応募約35名
👉「必要応募数」が見える
⑤ KPIとして設定する
ここで初めてKPIになります。
・応募数
・書類通過数
・面接通過数
・内定数
・承諾数
👉すべて“数値で追う”
KPI評価のポイント
設定しただけでは意味がありません。
重要なのは“見方”です。
① どこが落ちているかを見る
例えば
・応募は多い
・書類通過が低い
👉ターゲット or 要件設定の問題
② 前後のつながりで見る
・面接通過率が低い
場合
👉面接の質なのか
👉応募者の質なのか
を切り分けます。
③ チャネル別に見る
・媒体A → 応募多いが質低い
・媒体B → 応募少ないが通過率高い
👉最適な投資配分が見える
よくあるKPI設計ミス
・指標が少なすぎる
→ 改善ポイントが特定できない
・細かすぎる
→ 管理できない
・数値だけ追う
→ 本質改善にならない
👉「意思決定に使える粒度」が重要
KPIを機能させる運用
設計よりも難しいのは運用です。
・週次で確認する
→ 月次では遅い
・現場を巻き込む
→ 面接官の質もKPIに影響
・改善アクションまでセット
→ 見るだけでは意味がない
中小企業における現実的な運用
リソースが限られている場合は
👉全部やらない
ことが重要です。
まずは
・応募数
・面接通過率
・承諾率
この3つだけでも十分です。
👉ここだけで採用の8割は見える
KPIの本質
最後に重要な話です。
KPIは
👉管理のためではありません
👉意思決定のためのものです
数値を見る目的は
👉「次に何をやるか決めること」
です。
まとめ
採用がうまくいかない原因の多くは
👉構造が見えていないこと
です。
KPIを設計することで
・どこが問題か
・何を改善すべきか
が明確になります。
採用は
👉感覚ではなく、設計と検証
です。
もし
・採用が安定しない
・原因が分からない
という場合は、
👉KPI設計から見直す
ことをおすすめします。
採用設計やKPI設計についても、お気軽にご相談ください。