近畿

金属製品製造業

人事評価制度により業務効率化

顕在化していた課題

年に一度の昇給の際、評価者は公平に評価しようと時間をかけて社員の顔を思い浮かべながら評価を行っていました。しかし、直近の動きのイメージが強く、半年や1年前の働きのイメージが抜けてしまうことが多々ありました。また、よく話をする社員にはどうしても良い評価を行ってしまいがちで、評価基準が無いため「頑張っていた。頑張っていない。」という曖昧な基準で評価が行われていました。評価には2週間程度の時間を要し、その時間を確保するのが難しい状況でした。社員には公平な判断を求められていましたが、本業もありなかなかテコ入れができていませんでした。

解決へのアプローチ

人事評価制度を導入し、具体的な評価基準を設定しました。これにより、社員の働きを客観的かつ公平に評価できるようになりました。また、評価の頻度を増やし、定期的にフィードバックを行うことで、直近の動きだけでなく、長期的な働きも評価に反映されるようにしました。評価基準が明確になったことで、評価の負担が軽減され、効率的に評価を行うことができるようになりました。

その後

人事評価制度の導入後、評価者の工数が大幅に削減されました。具体的な評価基準があることで、評価にかかる時間が短縮され、評価の質も向上しました。社員も自分の評価がどのように行われているかを理解しやすくなり、納得感が高まりました。時間工数が削減されたことで本業に集中できるようになり、全体の業務効率が向上しました。

ご感想

具体的な評価基準があることで、評価が公平かつ効率的に行えるようになりました。また、社員からも、「評価が透明で納得感がある」との評価をいただいています。人事評価制度の導入は、経営者と社員の双方にとって非常に有益な取り組みとなりました。

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